院長あいさつ・理念
院長挨拶
令和4年4月1日より国立病院機構広島西医療センター院長を拝命致しました新甲でございます。
私は平成8年から3年間当院の前身である国立大竹病院に産婦人科医として勤務、その後他病院での勤務を経て平成19年から現在の広島西医療センターに再度勤務しており、医師としての人生の半分以上を当院で働かせて頂いております。
あわせて自己紹介をさせて頂きますと、私は広島市内に生まれ、小中高校通して広島市内、そして広島大学を昭和62年に卒業後、産婦人科医の道を選びました。広島大学病院、県立広島病院、広島記念病院等の勤務を経て、現在に至っております。
平成19年以後は産婦人科医としての働きよりも、病院管理業務や初期臨床研修管理などの比重が大きくなり、平成20年から研修管理室長、平成25年から統括診療部長、平成31年(令和元年)より副院長として勤務しておりましたが、奥谷前院長の退任に伴い現職を命じられた次第です。
当広島西医療センターは、国立大竹病院と国立療養所原病院という2病院が、平成16年国立病院の独立行政法人化に伴い平成17年に統合・発足した病院で、広島西二次医療圏の中核病院となっております。
「地域に求められる一般急性期医療を提供してきた大竹病院」と、「社会に求められる政策医療(神経筋難病・重症心身症など)を提供してきた原病院」の統合であり、現在もこの両方の機能が求められております。
今社会的には、「高齢化に伴う医療費の増大」「医療者の働き方改革」「新型コロナに代表される新興感染症」など、当院に限らず医療全体に関係する重大かつ困難な問題が山積しており、今後も更に増加していくことと思われます。
これらの問題を何とか改善しつつ、当院に求められる機能を過不足なく安定して提供し続けるために、ありとあらゆる方策を探し、着実に実現していくことが私たちの使命であると考えております。
更には、その方向性を常に考え、確かめ、先頭に立って引っ張っていくことが私自身に課せられた任務であると思っております。
地域の皆様、院内外の医療関係者の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
病院の理念
理念遂行のため以下を基本方針とします
- 患者さんの意思の尊重と信頼関係の確立
- 地域に密着した良質で安全な医療の提供
- 予防医療への貢献
- 医療の質の向上のための研鑽
- 経営基盤の確立