末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理 第1回2期生のフォローアップ研修会このページを印刷する - 末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理 第1回2期生のフォローアップ研修会

看護師特定行為「栄養に係るカテーテル管理」フォローアップ研修会



 令和7年5月22日にフォローアップ研修を開催し、
令和6年度看護師特定行為
「栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル)関連」研修を修了した2名が参加しました。

 特定行為看護師として実践を積み重ねている症例の中から、1症例について発表を行いました。
症例は、「リンパ腫による心臓浸潤があり、画像を放射線科医と供覧し穿刺部位は左上腕からのアプローチした事例」や「右肺尖に空洞病変があり、上大静脈が蛇行して通過障害の原因となった事例」など、資料に沿って具体的な報告がありました。

その後、現状の問題点や今後の方向性などの意見交換を行いました。
特定行為研修センター長、副看護部長、診療看護師(JNP)、特定看護師からの質問や助言を受け、
今後の活動に活かせる内容となりました。

 その後、心電図による先端位置確認を行う末梢挿入式中心静脈注射用カテーテルの説明を受け、
スキルアップラボ室でシミュレーターを使用し技術演習を行いました。

 実際の機器を用いて体験し、学習することにより実践的・実用的な能力を身に付けることができたと思います。
修了生からは、「疾患や患者の全身症状も含め、患者に起こりうるリスクも考慮しながら、他職種と協議するなどの判断を行えるようになることが課題」と気持ちを新たにすることができたと思います。
 

活動報告

    

末梢留置型中心静脈用カテーテル(シャーロック)の演習