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令和7年度特定行為研修入講式を開催しました。~在宅・慢性期領域パッケージ~ 

                                                     
                                特定行為研修センター  
                                特定行為研修主事 中村 美由樹

紫陽花が雨に生える季節を迎えた、令和7年6月2日、在宅・慢性期領域パッケージの特定行為研修入講式  を開催しました。5期生として難関を乗り越えた3名の受講生が期待に胸を膨らませ入講しました。
受講生代表挨拶では、「患者一人一人に寄り添い、安全かつ的確な医療を提供できるよう、日々の研鑽を 怠らず、自ら専門性を磨いていきたい。」「未来の医療を支えていく使命を担う存在となれるよう、全力で 学びたい。」という志が述べられました。サポートする側も身の引き締まる思いでした。
今年から、教材が変わり演習・実習前の自己学習がさらに重要となります。これから7ヶ月間、受講生同志チームワークを大切に切磋琢磨し乗り切って欲しいと思います。
万全な指導体制で受講生をサポートしていきたいと思います。

【特定行為研修入講式】

【入講証授与後】

 私が勤務している病院は、気管カニューレ装
着患者さん、胃ろう造設をしている患者さん、
褥瘡がある患者さんが多く入院しています。そ
の中で、気管カニューレのトラブルが起きた患
者さんと関わったことがあります。苦痛を訴え
ている患者さんへタイムリーな対応ができず、
悔しい思いをしました。特定行為研修を修了し
た看護師であればこのような場面でタイムリー
な対応ができます。また、専門的な知識・技術
の向上にも繋がるため、受講しようと思いまし
た。医療の現場で貢献できるよう、全力で学び
たいと思います。
 今後ますます在宅医療の重要性が高まる中、
訪問看護師として適切で迅速な処置を提供でき
る力を身に付けたいと思い、特定行為研修の受
講を決意しました。高度な判断力と責任が求め
られるからこそ、7か月間の研修を通して確か
な力を養いたいと考えています。患者さん、指
導医、指導者の皆さんへの感謝を忘れず、在宅
医療を支える一員として日々成長したいと思い
ます。
  看護師特定行為研修を受講することで、より
高度な知識を身につけ、患者さんの状態に応
じた適切な医療をタイムリーに提供できる看
護師なりたいと思い受講しました。そして、
患者さんの満足度向上に貢献したいと考えて
います。私を快く研修に送り出してくれた、
病棟や病院にも貢献できるよう、この研修の
時間を大切にしっかり学習していきます。