新年ご挨拶このページを印刷する - 新年ご挨拶

                                                  令和2年1 月1 日                                                                                                              
                                                   院長 奥谷 卓也


年頭挨拶
 
 令和2年(2020 年)明けましておめでとうございます。
 皆さん新年を迎え、気持ちを新たにされていることと思います。日ごろから当院の運営にご理解とご協力をいただき誠に
ありがとうございます。

 昨年は各地で大災害が続き、今もなお不自由な生活に苦しんでおられます。一日も早い完全復興が待たれるところです。
今年こそは、災害のないことを祈るばかりですが、当院としても、備えの充実が重要であることを再確認しているところです。
明るい話題としては、吉野彰先生がノーベル化学賞を受賞されました。われわれが日常使用しているリチウム電池に関する
研究に対する受賞であっただけに身近に感じた方も多かったのではないでしょうか。何よりも、良い意味で科学者らしからぬ、
非常に親しみやすい人柄に私は、逆に凄さを感じました。昨年は、スポーツの世界大会で日本の代表チームの活躍が目立ち
ました。ラグビーワールドカップ日本大会では、ワンチームのもと奇跡的な活躍を見せてくれ、にわかファンを巻き込んで日本
中が大いに沸きました。その感動も冷めない内に、野球のプレミアム12で日本チームは優勝しました。大感動もんでした。
 今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。数々の感動を楽しみに期待したいところです。

 さて、当院は昨年も安定した経営基盤の下、順調に運営することが出来ました。特に一昨年に続き、全440 床に対する病床利
用率が平均95%を超え、職員も忙しい時期が多かったと思います。しかし、これも、地域の皆さんに当院が認められ、頼ってい
ただいている表れであり地域医療への貢献度を反映しているものと思い喜んでおります。先般厚労省が三身一体改革と銘打ち、
今の医療情勢の問題点を惹起しました。地域医療構想、働き方改革、医師偏在の3 点を早期に検討すべき問題として挙げました。
特に地域医療構想に関しては、2025 年さらに2040 年を見据えての改革に取り掛かるよう働きかけがありました。当院としても
今後さまざまな検討を重ねていくことは当然ですが、最も大切なことは、今まで通り誇りをもって良質な医療を提供していくこと
だと考えております。
 当院は、地域医療支援病院、災害拠点病院、救急告示病院、へき地医療拠点病院、難病医療拠点病院、在宅療養後方支援
病院などのさまざまな機関指定を受けており、地域の中核病院として地域社会に必要とされる医療の提供を続けるよう努力して
きました。今後は、地域のための(市民)病院であることを継続し、さらに社会に適応できるような特化した機能の取得が病院の
存続のためには必要かも知れません。その他、院内外に新たな可能性を見つけ出し、当院ならではの「挑戦」を皆さんと一緒に
展開したいと思っております。

 広島西医療センターが安定した水平飛行、順風満帆な航海を続けることができるよう、そして、これからも地域医療の強力な
担い手として、「患者さんと共に」安全・安心な医療の提供をお約束すると同時に、職員がみんな「元気で幸せに」働き、過ごして
いけるよう努めてまいります。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年号2 年目の今年、皆さんにとっても新たな良い年になりますよう祈念いたします。