院長からのメッセージこのページを印刷する - 院長からのメッセージ

平成16年度から始まった新臨床研修制度は賛否両論医療界へ多くの波紋を投げかけています。私はこの制度導入された最も大きな力は医師に期待する社会のニーズ「良医の育成」であると思っています。最先端の高度専門医療も勿論必要ですが、目の前の患者さんへ広い視野から最善の(患者さんの社会的背景をも考慮した全人的な)治療選択ができる「良医」を社会が求めたのだと理解しています。卒後2年間の研修は医師として求められる基本的診療能力獲得のため担保された制度的と考えてください。この2年間の土台造りの期間に将来希望する診療科以外の幅ひろい研修経験はしっかりとした根幹を育み、その後の専門領域での診療能力を揺るぎないものにするはずです。医師には一生涯続く新たな医療技術・知識の獲得が絶えず求められています。
国立病院機構では新臨床研修制度導入時より研修プログラムの充実に力をいれてきました。国立病院機構広島西医療センターは地域医療の中核病院としての役割と神経・筋ジストロフィー、重症心身障害の政策医療(国が担うべき医療)の専門施設としての役割を担っています。病床数440床、常勤医師数44名の中規模研修病院です。
研修指導ではコメディカルスタッフを含めいわゆる「顔が見える研修」「一症例を大切にする研修」が可能な病院です。
当院研修プログラムの確認と、自分自身の目で広島西医療センターを確かめてください。

見学来院をスタッフ一同で歓迎します。