巻き爪外来(自由診療)のご案内
専用のワイヤーを用いて、巻いた爪を少しずつ持ち上げることで、巻き爪や変形爪による痛みの軽減や改善を目指す治療です。皮膚への食い込みによる痛みを和らげ、歩行時の負担の軽減や再発予防にもつながることが期待できます。
メスを使用しない治療法のため、手術を希望されない方にも選択いただけます。一人ひとりの爪の状態を丁寧に診察し、症状に応じた治療をご提案いたします。
対象となる方
・歩くと爪の端が痛む
・爪の両端が内側に巻き込んでいる
・できるだけ手術を避けたい
なお、赤みや腫れが強い場合や、化膿している場合には、まず保険診療による治療や手術が必要となることがあります。診察のうえ、患者さんの状態に応じた治療をご提案します。
治療方法
治療の流れ
2.ワイヤー装着
※爪の長さや厚さ、変形の程度によっては、当日にワイヤーを装着できない場合があります。あらかじめご了承ください。
3.定期受診
症例紹介

【治療前写真】

【治療後写真(2カ月半後)】
右母趾に巻き爪矯正用ワイヤーを装着しました。治療途中でワイヤーが一度外れたため、同じワイヤーを再装着しています。
再装着後、一時的にワイヤーが隣の指に当たり痛みが生じましたが、ワイヤーの位置を調整・再装着することで症状は改善しました。
その後は巻いていた爪が徐々に広がり、疼痛も軽減しています。
なお、本症例では、左母趾の矯正治療で使用していたワイヤーを右母趾に再利用して治療を行いました。
※治療効果や治療期間には個人差があります。
治療期間 :2カ月半 通院回数 5回
費用 :6000円~(左足で使用したワイヤーを継続使用しているため)
※写真掲載については、ご本人の同意を得たうえで掲載しています。
費用(自由診療・税込
初診料 500円
再診料 500円
ワイヤー装着料 6,000円
ワイヤー再装着料(同じワイヤーを継続使用する場合) 2,000円
ワイヤー再装着料(新しいワイヤーが必要な場合) 6,000円
※爪の状態やワイヤーの変形・破損などにより、新しいワイヤーへの交換が必要となる場合があります。
※料金は変更となる場合があります。最新の料金は院内掲示または受付にてご確認ください。
よくあるご質問(Q&A)
Q. 治療は痛いですか?
A. ワイヤー治療は、爪に専用のワイヤーを装着して少しずつ爪の形を整える治療です。
多くの場合、治療中に強い痛みを感じることはありません。ワイヤー装着後は、巻いていた爪が持ち上がることで痛みが軽減することが期待できます。
ただし、炎症や化膿が強い場合、爪の状態によっては装着時に痛みを感じることがあります。その際は、爪の状態に応じた治療を優先し、症状が落ち着いてからワイヤー治療を行うことがあります。
※痛みの感じ方や治療効果には個人差があります。
Q. 治療期間はどのくらいですか?
A. 爪の状態や巻き爪の程度によって異なりますが、一般的には数か月程度かけて治療を行います。爪の伸びに合わせて、1~2か月ごとに受診していただきます。
Q. 当日にワイヤーを装着できますか?
A. 爪の長さや厚さ、変形の程度によっては、診察当日に装着できる場合があります。ただし、爪が短い場合や変形が強い場合には、後日装着となることがあります。
Q. 日常生活に制限はありますか?
A. 装着後も通常どおり歩行や入浴が可能です。ただし、激しい運動や爪に強い力が加わる活動では、ワイヤーが変形したり外れたりすることがありますのでご注意ください。
Q. ワイヤーが外れた場合はどうすればよいですか?
A. ご自身で装着できる場合は、再度装着していただいて構いません。装着が難しい場合は、皮膚科外来をご予約のうえ受診してください。爪やワイヤーの状態を確認し、必要に応じて再装着または交換を行います。
Q. 健康保険は使えますか?
A. ワイヤーによる巻き爪矯正は自由診療のため、健康保険は適用されません。
化膿や強い炎症がある場合は、まず保険診療による治療が必要となります。当院を初めて保険診療で受診される場合は、初診時選定療養費7,700円(税込)が別途必要となります。
そのため、化膿や強い炎症がある場合は、まずお近くの医療機関で保険診療による治療を受けていただき、炎症が改善した後に、当院で巻き爪ワイヤー矯正を行います。
Q. 巻き爪は再発しますか?
A. 巻き爪矯正は再発しにくい爪の形へ導く治療ですが、再発を完全に防ぐものではありません。再発の可能性は、生活習慣や爪の性質などにより個人差があります。