放射線科
スタッフ
医長 |
宮坂 健司 |
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医長 |
土田 恭幸 |
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診療放射線技師長 |
1名 |
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副診療放射線技師長 |
1名 |
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主任診療放射線技師 |
3名 |
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診療放射線技師 |
3名 |
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放射線助手 |
1名 |
概要
放射線というと少し怖い印象をお持ちかもしれませんが、CT・MRIなど近年の医療には欠かすことのできない分野です。
日々行われている放射線検査に対して放射線科専門医が画像診断を行い、検査結果報告書を作成して各診療科に提供しています。
地域医療連携による画像検査委託に対する診断業務
地域の医療機関からの画像検査依頼に積極的に取り組んでいます。
検査内容:PET-CT(FDGおよびアミロイド)、CT、MRI、骨密度測定
人間ドック・健診業務
当院人間ドック・国保ドックおよび企業健診に協力し、画像診断の一部を担っています。
放射線科機器のご紹介
一般撮影装置
放射線科で行う検査の中で最も一般的なもので主に胸部・腹部・骨などの撮影を行います。
広島西医療センターNEWS 2019.11 vol70の7ページに装置の紹介記事があります。
多目的デジタルX線装置
X線平面検出器を使用し、腹部血管撮影・脊髄腔造影・神経根ブロックなどを行っています。
骨密度測定装置
骨の中にあるカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分がどのくらいの量あるのかを測定する装置です。
広島西医療センターNEWS 2023.04 vol84の07ページに装置の紹介記事があります。
乳房撮影装置
乳房専用のX線撮影装置です。
広島西医療センターNEWS 2021.04 vol76の11ページに装置の紹介記事があります。
X線TV装置
胃・腸などの消化管のバリウム検査などを行います。
64列マルチディテクタCT
身体を透過したX線の情報をもとにコンピュータ処理を行い、任意の断面画像を作成する装置です。
被ばく線量の低減を図ります。
RI検査装置(ガンマカメラ)
放射線を放出する物質を注射し、体内から放出される放射線を装置で検出し画像にします。
注射による副作用はほとんどありません。放射線の量も身体に影響がでるような量ではありませんのでご安心ください。
心カテ装置
心臓血管検査において高画質による質の高い画像情報を提供するとともに、被ばく線量の低減を図り、患者の安全を守ります。
MRI(1.5T)
X線を使用せずに、強い磁場を利用して身体の断面を撮影する装置です。
PET-CT
PET検査専用の薬(イメージング剤)を注射して、PET-CT装置で検査します。
当院では主に、以下の2種類の検査を行っています。
●FDGイメージング剤を使用したPET検査
がん細胞は正常な細胞に比べ約3~8倍のブドウ糖を消費します。この検査では、その性質を利用してブドウ糖に似た放射線を放出する物質(FDG)を注射し、体内から放出される放射線を装置で検出し、画像にします。注射による副作用はほとんどありません。放射線の量も胃のバリウム検査と同程度です。
●アミロイドイメージング剤を使用したPET検査
この検査では、アルツハイマー病の特徴の一つであるアミロイドβプラーク(老人斑)の有無(密度)を可視化する事ができます。認知症治療薬(レケンビ)の適否判断のために実施されます。
画像保管・配信
各機器で撮影された画像データは画像サーバーに保管しています。
また院内のネットワークを利用した画像の配信も行っています。
被ばく線量の管理
検査による放射線被ばくの量を記録、管理、最適化するために被ばく線量管理ソフトウエア(株式会社メディカルクリエイト社製RisMEC-DOSE)を導入しています。
PET撮像施設認証(診療用)取得
高い信頼性のある検査となるよう厳密な精度管理を実施しています。
業務実績
(https://hiroshimanishi.hosp.go.jp/files/000200769.pdf)